2016/02/19

矛盾


韓非子(生年不詳~紀元前233年)

【矛盾】

あるセッションをしていると
その方の「課題」が浮き彫りになってきます。

質問によってずっと掘り下げていくのですが
その方の課題であるキーワードは
私のキーワードでもあり
毎回新たな気づきを得ます。

昨日セッションさせていただいた男性(50代)のキーワードは「矛盾」でした。

愛しているのにそれを表現しない「矛盾」
こうして欲しいと思っていても素直に言えない「矛盾」
本音と建前、という「矛盾」

私の言語でいう矛盾はこんな感じで
そう考えたら自分だって矛盾だらけ。

なんて考え始めたら
夜に大泣きして、ワンコが涙を舐めてくれました。

朝は目が松ぼっくりのように腫れて
今日も外に出たくありません。
(今月もニート生活です)

そもそも矛盾とは
ブリタニカ国際大百科事典によると

矛盾 contradiction
2つの名辞や命題間で,同一の要素を同一の観点からみた場合,
同時に一方が肯定し他方が否定するとき,この両者の関係をいう。

とのこと。
ふーん("´_ゝ`)フーン

思考が働いてきたので感情が収まってきました。
これはいい薬ですね。
人間、違うことを同時には考えられない仕組みですからね。

では語源はというと
中国の故事――矛(ほこ)と盾(たて)の商人がいて,
〈この矛はどんな盾をも貫き,この盾はどんな矛をも通さない〉と言い,〈では,当の矛でその盾を突けばどうなるか〉
と問われ反答に窮した(《韓非子》)――に由来する語。
らしく。

古来から矛盾のなかで私たちは生きてきたんですよ。
今さら矛盾を突いたところで、何の得にもならしません。

ではなぜ矛盾が気になるのでしょうか。

心美しく生きたいという本音がありつつ
うそを言ってしまう自分を責めたり

相手に「いいですよ」と言っておきながら
本当はその人を赦せてなかったり

そんな自分に罪悪感を感じているのかもしれません。


前述の故事の続きが気になります。
この商人はこのあとどうしたんだろ。

あなたが商人だったらなんと答えますか?

私なら
「知るかボケ!」
と言うようにしようかな。

「知るかボケ!」
実績ある魔法の言葉です。
ぜひ使ってみてください。

でも
矛盾にさいなまれて傷ついた、かわいそうな自分で
いたいときは、使わないようにしましょう。

「知るかボケ!」を言うことに抵抗があるうちは
「知るか!」で止めてみて
慣れてきたら「ボケ!」を添えて練習してみてください。
そのうちスッパリと言えるようになりますよ。

そもそも
矛盾ってコインの表と裏のような存在で
セットでついてくるものなので
どうしようもないものと諦めましょう。

そんな自分を赦してあげましょう。
そうすると、相手も赦せるようになります。

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韓非子についての出典
ちなみに
始皇帝は彼の著作(五蠹篇(ごとへん)と孤憤篇)を読んで、「ああ、これを書いた者と会えたら、私は死んでも悔いはない」とまで言い、それを国家運営に活かして史上初めての統一国家建設を成し遂げた。

しかし、韓非子が繰り返し注意した側近間の権力争いを放置したため、韓非子は彼の才能を妬む李斯に毒殺され、国自体も始皇帝の死後わずか4年で崩壊した。

とのことです。
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2月20日、ご本人からメッセージが届きました。

矛盾とは私にとってはポジティブな立脚点だと考えています。
言葉通り矛と盾であり、自分自身の中でだけ内向的に向き合うとまさに堂々巡りになってしまいますが
これは自分とは相対するものに向きあう時にどちらを使っていくかの選択だと思います。

矛を使う時もあれば盾を使う時もあり、その選択の中で迷わないように
日々の自分を構築しておくことが課題なのだと考えています。
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ありがとうございます!
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